【茶道部より】令和7年度の活動が始まりました。
2025.04.18
今年度より講師の先生方お二人を迎え、令和7年度の活動を開始しました。
最初はお茶室を清めるところから。
一つずつ丁寧に準備をしたあと、自己紹介をし、先生方のデモンストレーションを見学しました。
部員みんなが前のめりになって、時には手元で真似をしながら一生懸命体得しようとしていました。
その後は割り稽古をし、みんなで点てたお茶とお干菓子をいただきました。
茶道と聞くと格式高いように思いますが、「畳の縁を踏まない」「相手にお尻を向けない」「お茶とお菓子をいただく前に必ず感謝をする」など、日常生活でも必要な教養を学ぶことができます。
また、お茶やお茶菓子をいただく前に両隣のお客様に「お先に」「ご相伴にあずかります」、お茶をたててくださった亭主に「お点前頂戴いたします」「結構なお点前でした」とあいさつをすることも学びました。一つのお茶席を作り上げるために亭主側、客側の両者が揃って初めて完成します。
「感謝の気持ちを持って、敬意を表し、静寂を楽しむ」
目まぐるしい速さで“タイムパフォーマンス”が求められる現代ですが、ゆっくりと心を落ち着けて一つひとつの動作を丁寧に行う茶道は子どもたちにとっても新鮮で、第1回目のお稽古は充実した時間になったようでした。